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南アフリカの宗教

宗教 歴史

様々な部族・人種が一つの国に暮らす、
南アフリカ。
人種・民族の数が多ければ、
信仰も様々です。


南アフリカで一番多いとされているのが
アパルトヘイト時代に普及したキリスト教であり
その中でもプロテスタントが最大の宗派です。


キリスト教(80%)
イスラム教(1.5%)
その他(2.3%)
無宗教(15.1%)
不明(1.4%)


先祖崇拝や精霊崇拝などの
伝統的なアフリカの宗教の側面と、
キリスト教的な考え方を融合させた、
南アフリカ独自の
キリスト教の宗派も多数存在します。


では、伝統的な南アフリカの宗教とは?
古くから先住の人々は、
天気や水や土、自然の中の
すべてに神や精霊が宿っていて、
先祖の霊はいつも自分に寄り添い
力になってくれると信じてきました。

悪天候や災害の時には
その神や精霊たちをなだめ、
豊作・豊猟の時には感謝をします。
アフリカで見かける木彫りのお面は
このような儀式で
神々との交信に使われていました。


南アフリカの伝統的な宗教では、
聖書や仏典の様な書物はなく、
歌、踊り、儀式などを通して
親から子へ伝承されます。

サンゴマ(シャーマン/祈祷師)という
地域の伝統医の存在も
重要な信仰の一つです。


他にも
創造神カグンなど、神々の神話があり、
エランドやミーアキャットなど

動物に姿を変えたり、
英雄や、全知全能の神や死神がいたり…
どことなく
ギリシャ神話やローマ神話などに似ています。


信仰は人から人へ、
民族から民族へ、
国から国へ…
そうやって長い年月をかけて
形を変えながら
世界に広がっていきました。


時には争う理由として使われ
根本的な問題に立ちはだかる壁となります。
しかし、
宗教とは先人達とつながる
歴史であり、文化であり、生き方です。


ネルソン・マンデラの言葉
“No one is born hating another person because of the colour of his skin, his background, or his religion. People must learn to hate, and if they can learn to hate, they can be taught to love, for love comes more naturally to the human heart than its opposite.”
「ヒトは、生後すぐに、肌の色、育った環境、宗教を理由に人を憎みません。ヒトは憎むことを学習するものです。ヒトの心に自然と芽生える愛情だからこそ、私達は愛することを優先し、学習するべきなのではないでしょうか。」

この言葉のように
愛が優先される世界になりますように。

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  • Cradle on

    島岡留美さん – コメントありがとうございます。南アフリカで心を大きく揺さぶられたのは留美さんも同じ気持ちなのではと勝手に思わせていただいています。すべてが学びだと思えば、成長し続けられわけで、自分の心がいくつになっても大きく大きく育っていってほしいと思っています。

  • 島岡留美 on

    ゆうりさんからは学ぶことが多いです。いつもインスタライブを聴きながら、ゆうりさんの人間愛や人として大切な心の在り方を感じ、うなづいています。今回も宗教が先人達と繋がる生き方である、という言葉が胸に刺さりました。ありがとうございます。同じ南アフリカを愛する1人として、これからも色々ゆうりさんのお考えを伝えていって下さい❣️


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